このプロジェクトはパイロットシーズンとなる2023-24シーズンから始まり、まずはホームゲーム3試合を無料開催する予定。

ファンはオンライン上で申込むが、クラブメンバーが優先され、(まだ売っている)シーズンチケットホルダーは席を保証される。一方、VIPパッケージは有料で販売されるようだ。

これがうまくいった場合、フォルトゥナ・デュッセルドルフのホームゲームは2024-25シーズンから完全無料になる可能性がある。

ただ、チケット収入は2部でも年間700万~800万ユーロ(10~11億円)ほどで、ブンデスリーガではさらに多くが見込まれる。そのため、まずフォルトゥナ・デュッセルドルフはその金額をパートナー企業から調達する必要があるとのこと。

なぜ地元企業がこのプロジェクトにかかわるのか

資金はプロスポーツだけでなく、半分は社会的プロジェクトや青少年や女性のスポーツにも使われる。

企業にとっては、デュッセルドルフ市における自社の位置づけやサステナビリティやダイバーシティというテーマに取り組む絶交の機会になるというわけのようだ。そして、最終的に最も恩恵を受けるのはファンたちだとのこと。

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なお、フォルトゥナ・デュッセルドルフの本拠地スタジアムのキャパシティは54,600人。2部中位にある現在でもホームゲームの平均観客動員数は30,000人弱とクラブへの関心は比較的高いとか。

ドイツサッカーリーグによれば、チケットについてはクラブ側に自由に決めることができる裁量権があるとのこと。

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