さらに高木は応援環境についても指摘。高木が「(豪雪地帯の)長岡から見に来てくれている人たちが、置いてけぼりになるのは俺ら嫌だよね」といえば、「誰のためにサッカーやっているんだろうと行き着くと、地域のためJリーグの理念としてある中で、その変更が原因で『サッカーいいですわ』ってなったらちょっと…」と堀米。

積雪による交通アクセスの麻痺や気温低下による観戦環境の悪化など、雪国のサポーターは過酷な状況を強いられてしまう。心配するファンを気遣う高木は「今楽しみにしてくれている人たちが、『サッカー、冬見に行けなくなっちゃったんだよね』って増えたら本当に嫌だよね」と心境を吐露した。

高木と堀米は報道により秋春制のシーズン移行案を知ったという。選手への説明も不足している。堀米は「この前の選手会でも言ったけど、冬の雪が積もった(新潟の練習場がある)聖籠(せいろう)に来て、説明してほしいですよ。長靴はいて、ずぼずぼ(雪に)埋まりながら、聖籠まで来て凍えながらその説明をしてほしいんですよ」と訴えかけ、続けて高木も「そうだよね。車も自分で運転してね」と同意していた。

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これまで複数回議論に挙がったJリーグ秋春制移行。雪国の問題に対してどのような具体案をリーグから出されるか注目を集めている。

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