その後に分かる。クライアントがその写真を使っているかや、幅広いオーディエンスがそれを気に入っているかは数日後に分かるんだ。
この写真は私たちの知識や忠誠に応じて様々に解釈できる物語をとらえている。
CL準々決勝には大勢のカメラマンがいるものだ。(他に撮影できた人はいないので)本当に一瞬の出来事だったし、私はどうにかそれを収めることができた。
(18年経っても)多くの人達が気に入ってくれて、毎年毎年やってくれることは本当に誇らしいし、嬉しい。
好奇心から検索してみたら、今ではTシャツやポスター、絵画もあった。マテラッツィも自身のTwitterに投稿していたよ!
たまにクレジットなしで使われるのはちょっと残念だ、匿名の著作物みたいに感じるからね。でも、その陰に自分がいることは分かっている。
全ての試合に足を運び、雨や寒さのなかで取材するのはすごく大変なんだ。
私は多くのサッカーイベントを取材し、何百万枚も写真を撮ってきたけれど、天まで届く1枚が撮れたことには感謝しなければいけないね。
レランディーニさん自身はこの一枚を自分のためにプリントしたり、額に入れて飾ったりしたことは一度もないそう。
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ただ、18年ぶりとなるCLでのミラノダービーを前に「娘のためにTシャツになったのを買おうかな」とも話していたとのこと。