かつてアーセナルやユヴェントスでプレーした元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーが、保有しているポルシェを没収されたようだ。
アーセン・ヴェンゲル監督の下で若くして期待を受け、アーセナルでキャリアをスタートさせたニクラス・ベントナー。
恵まれた体格と豊かなスピード、さらに素晴らしいテクニックを備えた選手で、自分のことを「世界最高FW」と自称するほどの自信を持っていたものの、怪我や私生活のトラブルが多くブレイクしなかった。
そして現在35歳になったベントナーは、今回スピード違反と無免許運転に関する裁判で敗訴し、所有していたポルシェ・タイカン・ターボS(価格はおよそ4700万円ほどだったそう)を当局に没収されたという。
ベントナーは2020年6月から2021年2月までの間に無免許運転を5回、スピード違反を2回行ったとして検挙され、4700ポンド(およそ78万円)の罰金を言い渡された。
そしてこれらの罪に関する裁判が2021年4月から行われており、今回デンマーク東部高等裁判所が判決を言い渡したとのこと。その結果ベントナーが所有していた車は没収されることになったそうだ。
ベントナーは2013年に飲酒運転で運転禁止処分を受け、罰金が課せられていた。ただその後イングランドで有効な免許を取得したことで「デンマークでも運転できるようになった」と考えていたとのこと。
ただ検察側はデンマークで運転するための免許を取り戻さなければならなかったと主張しており、ベントナーの運転は無免許であったと考えていたようだ。
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ちなみに、現在ベントナーはすでにデンマークの免許を取得し直しており、ボルボの大衆車に乗り換えているとか。