かつてアーセナルで長くプレーしたデンマーク代表FWニクラス・ベントナー。大柄な体格とスピードを兼ね備えた天才FWと期待された。
ただ私生活のトラブルや怪我が多く問題児としても知られ、昨年コペンハーゲンに所属した後は無所属に。32歳にしてほぼ引退状態となっている。
しかも『The SUN』によれば、仕事がない状況の中で彼はロールスロイス・レイス・ブラックバッジという車を買う計画を立て、ドイツまで交渉に向かっていたそう。
これは同社で最速といわれるモデルで、日本円で4300万円もする超高級車だ。この動画でその豪華さを感じられる。
同社の技術とセンスの粋を集めたようなクーペモデルだ。
しかしデンマークのテレビで彼らが話すところによれば、無職の状態でこれを買おうとしたことに彼女が「激おこ」だったという…。
ニクラス・ベントナー
「フィリンは、オレが車を買うことが愚かだと思っている。理解も出来るよ、その出費は大きい。
しかし夢見るものを手に入れるためには、傷つく必要もあるんだ。これはオレ自身の金だ。稼いだので欲しい物に使うことができる」
フィリン・フームズ(ベントナーの彼女)
「彼は今仕事を持っていないことを理解する必要がある。あのとてつもなく素晴らしい車は、デンマークでは誰も持っていないもの。
彼は誰も持っていないものを何でも手に入れたい男だから、それをほしいと思っているだけ。
でももう諦めた。これ以上言うことはない。彼には現実感覚がない。非常識だわ」
【関連記事】アーセナル「2010年代、最悪のイレブン」+サブ6人
ただ、ベントナーはこのあと新型コロナウイルスの影響で相場が不安定になったため、結果的にロールスロイスの購入は断念した…とのこと。フィリンは胸をなで下ろしたことだろう。