こうした動きに対して、選挙前から「戸惑い」を口にしていた落合克宏市長。4選を受けて先日、テレビ神奈川(tvk)の番組へ出演した際、新スタジアム構想について以下のように語った。
※新スタジアムに関する話題は落合市長の推しである「ツインシティ構想」のあと、動画5分43秒から
「基本的にベルマーレは平塚の宝ですので、そういうお話があったときに新しいスタジアムを作るということになれば、私は平塚以外ではありえないと思っています。
ただし、この構想を具現化していくにはやはりハードルがあると思うんです。それをしっかりとこれから、クラブから提案がありましたので。
今、総合公園にあるレモンガススタジアムの隣に作るということになりますと、市民、特に子育て世代にとって中心的な役割を担っている公園ですし、障がいのある子もない子も遊べるインクルーシブ遊具広場なども作りました。そこに新たなスタジアムを作るというのは、これはちょっと無理があると。ですから、より現実性の高いものをもう一度考えてくださいと、再提案をお願いしている状況です。
しっかりと、一緒になって考えようという姿勢に変わりはありません。ベルマーレと一緒に新たなスタジアムを見据えてしっかり考えていきたいと思っています」
レモンガススタジアム平塚の隣に新スタジアムを建設する構想に関してはかなり否定的な様子。これに対してクラブが再提案を含めどのような判断をするのか注目される。
なお『タウンニュース』によれば、平塚では今週、新スタジアム建設について神奈川県内の事例を学ぶ平塚経進会主催の講演会が行われる予定。
講演会は5月17日(水)18~20時にJR平塚駅すぐそばの「平塚プレジール」にて開催。一般市民の入場可で無料とのことだ(定員約140人)。
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スタジアム建設を進める横浜FCの奥寺康彦シニアアドバイザーと川崎フロンターレ事業本部地域連携リーダー兼等々力プランナーの岩永修幸氏が招かれ、湘南ベルマーレの眞壁会長も登壇するという。