今年60歳になったモイーズ監督は、1998年に監督としてのキャリアをスタート。これまでプレストン・ノース・エンド、エヴァートン、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・ソシエダ、サンダーランド、そしてウェストハムを率いてきた。
しかし、トップディビジョンでのタイトルはユナイテッド時代に獲得した2013年のコミュニティ・シールドのみ。リーグやカップのように複数の試合を戦い抜いての頂点は初めてであり、喜びもひとしおだったに違いない。
After 1,097 games, David Moyes has won a major trophy for the first time in his managerial career.
Worth the wait. 😍#UECLfinal pic.twitter.com/WjhotMOUae
— Squawka (@Squawka) June 7, 2023
1,097試合目での栄冠について試合後に聞かれたモイーズ監督は、「ファンタスティック!私は長い間サッカーのキャリアを積んできましたが、このような瞬間はそうそう訪れません」と興奮しながら語っていた。
ウェストハム自体も1979-80シーズンのFAカップ以来のタイトルを手にするとともに、来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得。一方、フィオレンティーナは2000-01シーズンのコッパ・イタリア以来となる優勝を逃している。
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イタリア勢は先週、ローマがセビージャにPK戦の末敗れたヨーロッパリーグ決勝に続きファイナルで連敗。今週末のチャンピオンズリーグ決勝では、インテルがマンチェスター・シティと対戦する。