ラ・リーガを魅了したカディスの英雄

カディスでスペインデビューしたゴンサレスは、1983-84シーズンに18試合11得点と大活躍して多くのカディスサポーターを魅了した。

華やかなプレーと一転して私生活は破天荒そのものだった。

趣味は飲酒と睡眠で酔っぱらった勢いでホームレスに有り金を全て渡したエピソードや私服のセンスが無頓着だったため、サポーターから服をプレゼントされた話がある。

1984年にカディスの2部降格が決まり、ゴンサレスは契約更新するかで揺れていた。そこでマラドーナの勧誘によりバルセロナのブラジル遠征に帯同。

フルミネンセとの親善試合でゴールを挙げたものの、宿泊先のホテルに女性を連れ込んでいることが発覚してバルセロナ移籍のチャンスは立ち消えとなった。

この他にも破天荒なエピソードも多く、ピッチ外では抜けた一面がカディスのサポーターから愛される理由の一つと言われている。