世界的ビッグクラブでリヴァプールに電撃移籍した日本代表MF遠藤航。
28日のニューカッスル戦で移籍後初めて先発起用され、4-3-3のアンカーに入ると後半13分までプレーしている。
リヴァプールは前半25分に先制された後にフィルヒル・ファンダイクが一発退場になるもダルウィン・ヌニェスの劇的2ゴールで、2-1の逆転勝利を収めた。
そうしたなか、『Daily Star』は、「リヴァプールファンたちは、先発デビューした遠藤の滑稽な映像を見て、『金をドブに捨てた』と酷評している」という記事を伝えた。
ニューカッスル戦での遠藤のミス集が拡散されると、ファンから厳しい声があがっているとのこと。
SNS上では「遠藤にスタメンは無理。ブンデスリーガで残留を争っていた30歳の選手に1500万ポンド(27億円)に投じるなんてうまくいくはずない」、「控えならいい。だが、プレミアで勝ちたいなら、ちゃんとした守備的MFが必要」、「彼ではなくソフィアン・アムラバトを獲るべき。1500万ポンドはドブに捨てたようなもの」などという声があるという。
リヴァプールはモイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアをチェルシーに奪われたことで守備的MFを緊急的に補強する必要があった。リヴァプールファンがあまり知らなかった30歳の遠藤に30億円近くの資金が投じられたのは「ちょっとした衝撃だった」というが、早くも失格の烙印を押すものもいるとのこと。
とはいえ、2試合で判断するのは、あまりに時期尚早。リヴァプールが残りの移籍期間で守備的MFを補強することは十分にありえるが、遠藤の奮起に期待したい。