「彼の獲得を熱望していた指揮官はほどなくして退団したが、彼は残留を決意。1年目に26試合、2年目は27試合に出場した。
しかし、これだけの出場時間を得たにもかかわらず、復活は叶わなかった。
1年目は3ゴール、2年目はわずか1ゴールに終わっており、これはかつてのトップタレントには少なすぎる。
だからこそ、現監督のマルセル・ラップは昨季終わりにこう要求したのだ 「彼はそろそろ上がるか下がるかを示さなければならない段階に入っている」と。
この言葉はアルプに大きな影響を与えたようだった。努力する必要性を口にしていた彼はトレーニングキャンプで、常にその言葉を行動に移そうと全力で取り組んだ。
ハノーファー戦とウニオン・ベルリン戦でのゴールで、得点感覚も示した。しかし、激しいポジション争いのなかで強烈な印象を残すことはできず。
特に新加入の町野はすぐに順応し、2ゴールでチーム内得点王になっている。さらに、チームはここまでの4試合で3勝を挙げている。
23歳のアルプはこれからどうするか考えなければならない。契約は来年までながら、延長の可能性は低い。まだ金曜(移籍期限)まではチームを変えるチャンスがある」
アルプはキールで控えとなっており、移籍するかどうかを決めなければいけない状況にあるとのこと。
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ドイツは9月1日で夏の移籍期間が終了する。