昨年末のワールドカップでドイツとスペインを撃破した日本代表。
森保一監督が続投したチームは再びドイツを下すなど破竹の6連勝を強さを見せつけている。
そうしたなか、元日本代表DF都並敏史さんは、鈴木啓太さんのYoutubeチャンネルで現在の日本代表に言及した。
配信されたのは今回の代表戦前だが、都並さんはこんな話をしている(収録はもっと前のはず)。
「(今の日本代表は)別次元に入っちゃったよなっていう感じですね。
もちろん、ひとりひとりがヨーロッパに渡り、レベルを上げてるのは凄いですけど、チームとして組み合った時に今まで自分が経験してきたものとは別のちょっと異次元のうまさになってくるし。
どんなものも怖くないっていう世界になってくるじゃないですか。これは本当に(W杯)ベスト4だって可能性が出てくる。
(中略)
久保がいたり、純也が自分のイメージがあったり、守備も攻撃もルールと発想が同時にあるじゃないですか。これはなかなか凄いものじゃないのかなとちょっと思いますね。
(今後の課題のひとつは) 攻撃面でセンターフォワードの質。ここはもっとレベルは高いです、世界は。絶対に。
もちろん、上田綺世、浅野拓磨、古橋亨梧も素晴らしいけど、もっと頼りになる決定力を持っている選手は間違いなく2人くらいは必要かなって思います。
(彼らが)そこに成長して欲しいけど、その世界ってなかなか深いじゃないですか」
チームとして異次元のうまさになっていると日本代表を賞賛。そのうえで、決定力を備えた頼りになるセンターフォワードが出てきて欲しいと感じているようだ。
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なお、今回はカナダ戦で1トップを務めた浅野拓磨が元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏から 「ここまで1トップですごい選手は見たことない」と高い評価を受けた。