J1第33節ヴィッセル神戸対名古屋グランパスを2-1で下し、J1初優勝を決めた。

神戸が悲願を達成した。

試合序盤から猛然と名古屋ゴールに襲いかかる神戸は前半12分にペナルティーエリア近くでボールを受けたFW大迫勇也がゴール前にスルーパスを送ると、抜け出したMF井出遥也が右足でダイレクトに合わせて値千金の先制弾を決めた。

そして同14分には再びファイナルサードでボールを受けた大迫がゴール前にクロスを送ると、FW武藤嘉紀がワンタッチで追加点を献上。前半30分に名古屋FWキャスパー・ユンカーが1点を返すも、神戸が自陣ゴールを死守する形で、2-1で初栄冠となった。

Qolyが今季主力として活躍するMF佐々木大樹にインタビュー取材をした際に、「ホームでドンチャン騒ぎをしたいですね」と話していたように有言実行する形でホーム・ノエビアスタジアム神戸で悲願のリーグタイトルを勝ち取った。

リーグ優勝により来季AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場も確定した。

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1995年1月1日創立からすぐの同年1月17日に阪神・淡路大震災に被災するなど多くの苦難を乗り越えてきた。近年は元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表アンドレス・イニエスタなどワールドクラスの積極補強をして2019年に天皇杯を優勝して初タイトルを奪取した。リーグを制した神戸、来季はユニフォームにリーグタイトルの星をつけてプレーする。

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