先日、マチェイ・スコルジャ監督の退任を発表した浦和レッズ。
『Expressen』によれば、ノルウェー人監督マティアス・ヘグモ氏も後任候補になっているという。64歳の同氏は、現在スウェーデン1部のヘッケンを指揮している。
デンマークのFCミッテュランやスウェーデン代表からも関心も寄せられているが、日本行きの可能性もあるとのこと。
ヘグモ監督はクラブチームやノルウェーのユース代表監督を歴任した後、2013~2016年までノルウェーのフル代表を指揮した人物。
2014年8月には弱冠15歳だったマルティン・ウーデゴールを代表デビューさせている。当時、ヘグモ監督は「彼がハイレベルを維持し、十分に成熟しているのなら、15歳の代表招集を妨げるものは何もない。非常に優れたスキルがあり、相手を打開できる」と語っていた。
また、2016年3月には当時20歳だったアレクサンデル・セルロートも代表デビューさせた。195cmの彼は昨季、久保建英とレアル・ソシエダでコンビを組んだ長身FW(現在はビジャレアル所属)。
そして、現湘南ベルマーレのタリク・エルユヌシのこともノルウェー代表で指導している。
そんなヘグモ監督は2005年8月のノルウェーの名門ローゼンボリに着任すると、UEFAチャンピオンズリーグ予選を勝ち抜き本戦出場を成し遂げた。
ただ、『Nettavisen』によれば、スポーツマネージャーも兼任していたために燃え尽き症候群になり、3か月ほど休養を余儀なくされたそう。ただ、その期間を経て、より現実的になり、視野も広がったとか。
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ヘッケンとの契約は2024年末まであるが、昨年のインタビューでは引退は恐くないとも話していた。人生経験豊かな指揮官は新天地日本にやってくることになるだろうか。