浦和レッズのGK鈴木彩艶に、世界的名門マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が急浮上している。

今季のJ1では18試合すべてで西川周作の控えに回っているが、ルヴァンカップは4試合に出場。さらに、U-22日本代表として臨んだ3月と6月の欧州遠征では、ベンフィカの小久保玲央ブライアンと出場時間を分け合う形で2試合に先発した。

ドイツやオランダを相手にスーパーセーブを連発した鈴木。このパフォーマンスから、ユナイテッドは獲得にGOサインを出したと伝えられている。

鈴木は浦和レッズのアカデミー出身。そこでまだ移籍が決定したわけではないが、浦和レッズユース出身でこれまで「欧州の主要リーグ」でプレーした6名の選手を紹介する。

その前に、まずは鈴木彩艶について改めて紹介。さいたま市浦和区出身。日本代表の未来を担う20歳の大型GKだ。

小学校時代から浦和のアカデミーに所属。17歳だった2020シーズン開幕前に2種登録され、リーグ開幕戦でいきなりベンチ入りしたことで大いに話題となった。

2021年にトップチームへ昇格すると、ルヴァンカップで経験を積み、J1第13節のベガルタ仙台戦でリーグデビュー。

当時同様、現在も西川とのポジション争いで控えに回ることが多いが、U-22日本代表でのプレーを見ても実力と成長は折り紙付き。期待しかない若き守護神だ。