ウルグアイサッカー協会(AUF)は17日、1924年のパリ五輪優勝から100周年を記念した新ユニフォームを発表した。このユニフォームは今月開幕する「CONMEBOLプレ五輪大会」で着用する。

今回のユニフォームではPumaはサプライヤーを担当せず、久々に『自社ブランド』のユニフォームが登場となった。

今年に入り一部海外メディアではAUFとPumaが2023年末をもって契約切れになったと報じ、南米サッカーファンやユニフォーム好きの間で“サプライヤー問題”が注目されていた。

Uruguay 2024 In-House 100th Anniversary Kit

ウルグアイ代表 2024 五輪優勝100周年記念 ホーム ユニフォーム

まさかの自社ブランド再びとなったプレ五輪大会着用モデルは、見るからにクラシックな雰囲気が漂う優れたデザイン。

1990年代後半から2000年代初頭にかけてのウルグアイのサプライヤーには詳細不明な時期もあり断言はできないのだが、明確な自社ブランド製は1999年以来と思われる。

前面裾には1924年のパリ五輪から優勝100周年を祝うロゴマークをプリント。奇しくも2024年は再びパリで五輪が開催される年であり、100年ぶりの祝祭イヤーに登場した記念ユニフォームとなる。

「CONMEBOLプレ五輪大会」とは南米大陸の五輪出場国を決めるU-23チームによる大会で、今回は1月20日から2月11日までベネズエラで開催。

10チームが2つのグループに分かれて戦い、各グループの上位2チーム(合計4チーム)がファイナルステージに進出。最終的に上位2チームが今夏のパリ五輪出場権を獲得するという仕組みだ。

ウルグアイ代表 2024 五輪優勝100周年記念 アウェイ ユニフォーム

アウェイユニフォームは定番のホワイトを基調色に採用。基本的なデザインはホームと共通となっている。

ウルグアイ代表 2024 五輪優勝100周年記念 GK ユニフォーム

ゴールキーパーモデルは2色が登場。現時点で詳細が不明のため、どちらがホームなのかは分からない。こちらの2つもフィールドプレーヤーと同じデザインを使用する。

今回のユニフォームについてAUFでは、現時点では「CONMEBOLプレ五輪大会」での着用についてのみ言及している。ただ、新たなサプライヤーの決定が遅れれば継続してA代表が着用する可能性もゼロではないだろう。6月に開幕する“南米最強決定戦”コパ・アメリカまで、時間はそれほど残されていない。

史上最高の「自社ブランド」サッカーユニフォーム5選

自社ブランドによる新ユニフォームは、現地時間1月24日に行われるプレ五輪大会のパラグアイ戦でデビューの予定。

なお、この記念すべき100周年モデルは一般向けにも数量限定での販売が予定されている。詳細については近日中にAUFから発表があるとのことだ。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名