マフディ・ガイヤーディ

現所属:イティハド・カルバ(UAE)

年齢:25歳

ポジション:左ウイング

ベテランが非常に多い今回のイラン代表。レギュラーメンバーのほとんどが長くチームを支えてきたプレーヤーばかりであり、新鮮味はあまりない。その中で唯一といっていいほどのブレイクスターがガイヤーディだ。といっても彼も25歳で16試合に出場している実績を持つが、他の選手がほとんど20代後半から30代なので比較的若手である。

2018年には友人の一人が死亡したほどの重大な自動車事故で脾臓を破裂する大ケガを負ったものの、複数回の手術と長いリハビリを経て復活。2020年に初めてイラン代表に選出され、このアジアカップで大ブレイクを果たしている。

1月9日の練習試合でインドネシア相手に2ゴールを決め、さらにグループステージのパレスチナ戦と香港戦でも得点。今年に入って5試合で4ゴールを決めている、いま「乗りに乗っている選手」だ。ハジ・サフィとの縦関係はまさにイランの最大の武器。