レアル・ソシエダは19日に行われた敵地でのマジョルカ戦に2-1で逆転勝ちした。

久保建英は前半38分に同点ゴールを決めている。右サイドからドリブルで突き進むと不意を突くシュートがGKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

ただ、久保は古巣相手の得点に手を上げて謝意を示し、喜びをあらわすことはせず。試合後に『Movistar』のインタビューでこう述べていた。

「(2連敗と)難しい試合の後は勝利がいつもよりおいしく感じる。ただ、思ったような試合ではなかった。僕らは話し合って、改善する必要がある。

自分も含めて、アイデアが欠けている。シーズン当初のような活気はない。ゴールはくるはずさ。今日は2得点したので、変わるかどうか見てみよう。

(マジョルカDF)ライージョが拍手で退場になったのは知らなかった。彼のことはよく知っているし、レフェリーに何か言ったのかと思った。

拍手しても退場にならない選手もいるが、今回は彼の番だった。自分はマジョルカにいないのでこちらの有利になったけれど、あのルールは試合を醜くする。

ここは自分がスペインに来て以降最高の場所。多くの愛情とリスペクトを抱いているし、彼らも僕に対してそれを抱いていると思う。それはいいことさ」

マジョルカのキャプテンであるライージョは久保にとっては元チームメイト。前半終盤に連続でイエローカードを提示されて退場になったが、1枚目を貰った後に拍手をしたことが審判への侮辱ととられたようだ。

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なお、ソシエダは5試合連続ノーゴールだったが、それを止めたのは久保の得点だった。

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