近年のサッカー界で最強に君臨してきたクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ。
かつてバルセロナでプレーした元ポルトガル代表MFデコは2人とチームメイトだったことがある選手のひとりだ。
そのデコは、『fourfourtwo』のインタビューで、ロナウドかメッシかという究極の質問をされるとこう答えていた。
「頼むよ!彼らは違う選手さ(笑)
当初、クリスティアーノは純粋なウィンガーだった。ボールを受けると、相手をドリブルで抜くことしか考えてなかったものさ。
彼は選手として大きく成長し、僕らがずっと見てきたような負けず嫌いの野獣になった。常に可能な限りのあらゆる方法で成長しようとしている。
メッシはずっと天賦の才がある。時間をかけてプレーを適用してきたけれど、動き方は常に同じだ。だから、どちらかを選ぶのは難しいよ。
理想の世界は、自分のチームに2人がいることだろうね。彼らがいれば、2人にパスすれば終わりさ!」
どちらも違う強みがあるとして、一人を選ぶことはしなかったそう。メッシは天才肌、ロナウドは秀才タイプということだろうか。
なお、46歳になったデコは、古巣バルサでスポーツディレクターを務めている。