ラツィオは2日に行われたセリエA第27節のミラン戦に0-1で敗れた。
この試合ではラツィオに3人の退場者が出たが、Optaによれば、セリエAで3人退場者を出したのは2012年のパレルモ以来だったそう。
まずは後半12分にDFルカ・ペレグリーニがクリスティアン・プリシッチを倒して2枚目のイエローカードで退場。
その後、後半アディショナルタイムにはDFアダム・マルシッチがファウル後の抗議(暴言?)で一発退場。さらに、MFマッテオ・グエンドゥージも相手とのやり合いで一発レッドカードを提示された。
主審の判定に怒り心頭だったマウリツィオ・サッリ監督は試合後の会見に現われず。
クラウディオ・ロティート会長は「ルールが守られなかったときに市民なら誰でもするようなことを私はやっていると思う。そうでなければ無政府状態が起きるだろう。第三者による評価が必要だ。何が起こったのかは大義以前のことだ」と怒りを露わにしていた。
退場したペレグリーニが「チームとファンにレッドカードを謝罪する。チームメイトが顔から流血していたことと自分が(プレーを)止めたという事実でも審判には不十分だったので、次はボールをスタジアムの外に蹴り出す。スポーツマンらしからぬほうが勝った。このチームを誇りに思う、俺達は胸を張って出て行ける」とのメッセージをInstagramに投稿したことも話題になっている。
なお、鎌田大地はベンチ入りしたものの出場はしなかった。