無敗記録を続けているシャビ・アロンソ監督が率いるレヴァークーゼン。
30日のブンデスリーガ第27節ホッフェンハイム戦でその記録は途絶えかけた。前半に先制されると後半43分まで1点をリードされる苦しい展開だったのだ。
だが、88分に追い付くと後半アディショナルタイムに劇的なゴールが決まり、2-1で奇跡的な逆転勝利。無敗記録を39試合にまで伸ばしたアロンソ監督は「状況はとてもいいが、やるべきことはまだ多くある」と述べていた。
一方、2位バイエルンはドルトムント戦に0-2の痛恨敗戦。この結果、首位レヴァークーゼンとの勝点差は13に広がった。
バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は「(これでシーズンは決まったか)もちろん、そうだ。今日の試合後は何も言う必要はない。レヴァークーゼン、おめでとう」とコメント。『Sky』では、「トゥヘル監督がレヴァークーゼンの優勝を早々に祝福」と伝えていた。
バイエルンMFヨシュア・キミッヒも「本当に腹が立つし、説明できない。ドルトムント戦では、誰かにやる気を出してもらう必要はない。自分で駆り立てなければならない。僕らはそれを全く示さなかった。(後半は)ほとんど何もないような気分だった。親善試合だった。順位に関係なく、このようなことは決して起こるべきではない。特にドルトムントとのホームゲームではそうなってはいけない」とうなだれていたそう。