21日に行われるフェイエノールト対NECのオランダ国内カップ決勝戦。上田綺世と小川航基、佐野航大の日本人対決にもなる。
フェイエノールトは歴代2位となる優勝13回を誇るのに対して、NECはいまだ優勝したことがない。これまで4度決勝に進んだが、全て準優勝に終わっている。
創設123年目にタイトルを獲得できるのかが注目されており、小川は「Thank you!前日練習にファンが来てくれました!」とInstagramのストーリーにその様子を投稿していた。
そんなNECでは日本人2人が確かな貢献を見せてきた。小川は全コンペティションで14ゴールを叩き出し、弱冠20歳の佐野も25試合に出場。攻撃的MF、FW、両ウィング、センターハーフ、左サイドハーフと複数のポジションで起用されてきた。
『VI』では、「佐野はNECが手に入れた“黄金”だ。慣れるまで6ヵ月かかったが、この日本人はスタメン定着以降はエールディビジで最も魅力的なタレントのひとりに見える。まだいくらか過小評価されているが」と賞賛している。
初の国内カップ優勝となれば、小川と佐野は日本からきた英雄になるはずだ。