2019年度青森山田高校イレブンその後どうなった?
10番でキャプテンを務めた武田英寿。今季は浦和で2得点をあげている。
スタメン
GK佐藤 史騎(ロアッソ熊本)
DF藤原 優大(大分トリニータ)
DF神田 悠成(ソニー仙台)
DF内田 陽介(明治大学)
DF箱﨑 拓(3月まで大阪体育大)
MF古宿 理久(元YOKOHAMA FIFTY CLUB)
MF松木 玖生(FC東京)
MF浦川 流輝亜(3月まで専修大)
MF武田 英寿(浦和レッズ)
MF後藤 健太(3月まで東京学芸大)
FW田中 翔太(ガイナーレ鳥取)
主な控え
DF得能 草生(水戸ホーリーホック)
MFタビナス・ポール・ビスマルク(ヴコヴァル1991)
FW金 賢祐(大分トリニータ)
MF安斎 颯馬(FC東京)
当時の青森山田高校スタメンからは高校3年生2名(武田、古宿)がJリーグ入り。翌シーズンは2年生でスタメンだった松木らが中心となったが、再び選手権は準優勝に終わった。
対する静岡学園は10番が松村優太(鹿島アントラーズ)、2得点の中谷は早稲田大学、主将の阿部 健人へMLSを目指しメリーランド大学へ進学した。ドリブルで切れ味を見せた浅倉廉は拓殖大学へ進学し2023年に藤枝MYFCへ特別指定され、今季より加入となった。2年生だったDF田邉秀斗は翌年川崎フロンターレへと加入している。
当時のスタメンはそれ以外も大学生になったものも多いが、4年たったこの4月よりJリーグ、または地域リーグへ加入している者も少なくない。
当時控えFWだった金、DFの得能も大学経由でJリーガーになっており、金と藤原は今季再びチームメイトになった。2年生で出場していた松木(FC東京)タビナス(いわてグルージャ盛岡⇛ヴコヴァル1991)は、翌年、高校から直でJリーガーになった。同じく2年生の安斎(早稲田大⇛FC東京)は早稲田大で特別指定を受けてFC東京で出場していたが、2025年の内定を1年繰り上げて今年2月にプロ契約を結んだ。松木は海外移籍を見据えてパリ五輪のメンバーから漏れたことで大きな話題を生んだ。
このように青森山田高校の決勝メンバーからは、スタメンクラスだけでなく合計で10名のJリーガーを生んでいる。控え選手であってもJリーグに入る力があるほどの実力なのだ。
まさに伝説のチームと言ってよいだろう。