中野就斗
生年月日:2000年6月27日(24歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
現在の日本代表に最も求められるのが対人戦やデュエル能力であるならば、中野就斗は打ってつけの存在であろう。
桐蔭横浜大学から広島に加入して2年目。広島では右のウィングバックとして起用されてきたが、今季途中、荒木隼人の怪我もあって本職であるセンターバック(当初は3バックの中央、その後右へ)で起用されている。
粗削りで足元の技術に課題は残るものの人への強さはずば抜けており、デュエル勝利総数75はJ1で3位。空中戦勝利数も97で同9位に入っている。
右のDFからセンターバックに移って大成した選手といえばスペインのプジョルやセルヒオ・ラモスがいる。タイプ的にはプジョルを彷彿とさせるが、先週末の試合では長い距離のスプリントからセルヒオ・ラモスばりの豪快なシュートを決めた。
その試合では森保一監督も視察に訪れており、目の前で見た“セルヒオ・ラモス”を今回大抜擢することもあり得る。