佐野航大

生年月日:2003年9月25日(20歳)
所属クラブ:NEC(オランダ)

ブレイクが最近だったためパリ五輪はバックアップメンバーにとどまったものの、佐野航大の活躍度とポテンシャルはすでにA代表レベルであろう。

J2のファジアーノ岡山からオランダ1部のNECナイメーヘンへ移籍して1年。昨季は25試合6得点で小川航基とともにクラブ史上に残るシーズンの立役者となり、今季も開幕戦でゴールを決めている。

現地での評価は高い。先日にはファン1万人以上が参加したエールディビジ全18クラブの注目選手投票でNECの一押し選手に選ばれ、市場価値も今年1月時点からほぼ10倍となる400万ユーロ(6.4億円)に急上昇している。

トリッキーな足技も含めて技術に優れ、ゴール・アシストと決定的な仕事ができる。ポジションも中盤ならどこでも可能であり、代表に一人いるとありがたい存在だ。

大橋祐紀

生年月日:1996年7月27日(28歳)
所属クラブ:ブラックバーン(イングランド)

すでに激動の一年を過ごしている大橋祐紀だが、日本代表に初招集となればさらなるビッグニュースとなるだろう。

昨年湘南で13得点を決め、今年広島へ。広島では7月までに11得点を記録すると、先月末、英2部・ブラックバーンからオファーを受け28歳にして初の海外移籍を果たした。

ブラックバーンでもその勢いは止まらず、デビュー戦ゴールを含む加入3試合連続得点で一躍人気者に。先日行われた試合では4試合連続得点こそ逃したものの、高い貢献度でプレーヤーオブザマッチに選出されている。

ゴール前での得点感覚に優れ、クロスに対するヘディングも強い。また泥臭さとプレッシングも厭わず、代表でも岡崎慎司のような働きを期待できるだろう。