サンロッカーズ渋谷

バスケットボール・Bリーグ

ホームタウン:東京都渋谷区⇒東京都江東区(※2026-27~)

1万人を収容する注目の「TOYOTA ARENA TOKYO」は、多目的であることからさまざまな活用法が期待されている。

その中で、アルバルク東京と同じくバスケットボールでの活用を見出して驚きを与えたのが、Bリーグで同じ東京をホームとするサンロッカーズ渋谷だ。

ホームタウンはアルバルクと同じ東京都渋谷区で、こちらはチーム名にも「渋谷」の名称を使用。地域との結びつきを重視しており、ホームゲームの多くを渋谷駅が最寄りの青山学院記念館で開催してきた。

しかし、2026-27シーズンから始まる「Bプレミア」のアリーナ基準は厳しく、5,000席以上の観客席を有することやスイート・ラウンジ(VIPルーム)の設置などが求められる。

そこで、サンロッカーズ渋谷は「TOYOTA ARENA TOKYO」をホームアリーナとして共同使用することを決断。9月10日のBリーグ理事会で承認を受け、2026年7月1日よりホームタウンを東京都江東区へ移転することと合わせて発表された(クラブ名も変更予定)。

バスケでアリーナの共用というと、ロサンゼルスでNBAのレイカーズとクリッパーズが使用する「クリプト・ドットコム・アリーナ」が有名。ただ、クリッパーズは今季より世界一高価なSoFiスタジアムのすぐ近くに建設された新アリーナ「インテュイット・ドーム」にホームを移す。

デンソーエアリービーズ

バレーボール・SVリーグ

ホームタウン:愛知県西尾市⇒福島県郡山市(※移転時期未定)

今月からいよいよスタートするバレーボールの新リーグ「SVリーグ」。

近年の盛り上がりに合わせ、2023-24シーズンまで行われてきたVリーグを再編成。「世界最高峰のリーグを目指す」をコンセプトに誕生した。チェアマンはJリーグの元常務理事でBリーグ創設に深くかかわった大河正明氏が務める。

参加チームは男子が10、女子が14。その中で今年4月、女子チームのデンソーエアリービーズが愛知県西尾市から福島県郡山市へホームタウンを移転することを発表した。

福島にもともと子会社のデンソー福島があったため、2017年から福島県とホームタウンパートナー協定を結びサブホームタウンとしていたデンソー。SVリーグへの参入を機に郡山市をメインホームタウンとすることが決まり、西尾市はマザーホームタウンという位置づけになる。

ホームアリーナは宝来屋郡山総合体育館を使用。練習拠点はまだしばらく西尾市だが、デンソーは郡山市内に体育館を整備予定で完成後は地域活動や下部組織の育成などを含めこちらが拠点となる。