ベルギー1部のシント=トロイデンは30日、ベルギーカップのラウンド32で2部のリールセと対戦。

21歳のウルグアイ人FWアンドレス・フェラーリのゴールで42分に先制すると、後半アディショナルタイムにオリヴィエ・デュモンが追加点を挙げて2-0の勝利を収めた。

日本人選手はこの試合、谷口彰悟、小川諒也、伊藤涼太郎がスタメン出場。藤田譲瑠チマは63分から伊藤に代わってピッチに立った。

今季開幕3連敗という最悪のスタートを切ったシント=トロイデン。しかしそれ以降は3勝6分1敗と引き分けこそ多いものの持ち直している。唯一の黒星は前半15分に谷口が一発退場したヘンク戦(2-3)でのものだ。

その谷口は、今季初の2試合連続クリーンシートを飾ったリールセ戦を以下のように振り返った。

「カップ戦ということで、大会が変わり、下のカテゴリーのチームが相手でしたけど、そういう試合は難しくなるというのは経験上あったので、チームとしてもいつも通り変わらず準備をして臨みました。結果、2-0ということで、しっかり勝って次に進めたのはよかったと思います」

シント=トロイデンはこの試合、先発を6人入れ替えて臨んだが、「しっかり自分たちがオーガナイズして、“水を漏らさない”というところはやれた」と谷口。「また中2日ですぐにリーグ戦があるので、そこに向けてしっかりリカバリーをして、いい状態で臨みたいと思います」と、早くも週末のスタンダール・リエージュ戦に目を向けていた。

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来週7日には11月シリーズの日本代表が発表予定。冨安健洋と伊藤洋輝を怪我で欠くなか、引き続き谷口のパフォーマンスに注目が集まる。

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