11月1日、マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリン監督が新指揮官に就任すると公式発表した。

契約は2027年6月までながら、1年のクラブオプションが付随している。ただ、現在はスポルティングCPを指揮しているため、ユナイテッドに加わるのは11月11日からになるとのこと。

現役時代はポルトガル代表MFだったルベン・アモリン監督は39歳。2020年から率いるスポルティングで知将としての評価を高め、ついに世界的にビッグクラブに引き抜かれた。

そのスポルティングには日本代表MF守田英正が所属しているが、アモリン監督は彼を絶賛している。

英紙『Indpendent』も、アモリン監督のユナイテッド就任を受けて、あの話を紹介していた。

「通常、スポルティングは、ダイナミックでクリエイティブで闘争心にあふれた完成されたMF2人がプレーしてきた。(ユナイテッドでは)コービー・メイヌーがその役割のひとりを担うはず。

のちにフラム、バイエルン・ミュンヘンへと移籍したジョアン・パウリーニャは、アモリン監督が初タイトルを手にした時の主軸選手だ。

現在ではデンマーク代表MFモアテン・ユルマンと日本の守田がパートナーシップを形成している。アモリン監督は守田を深く敬愛しており、昨年こう述べた。

『すべての監督が少なくとも1人は日本人選手を指導するべきだ。チームを助ける準備ができている選手、1日に1000回謝る選手、とても礼儀正しく、どこでもプレーし、学びたびたいと思っている選手…守田についてはいいことしか言えない』」

また、ユナイテッドのキャプテンであるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスも守田とユルマンのコンビが大好きだと語っている(ブルーノは元スポルティング)。

ここまでくるとアモリン監督が守田をユナイテッドに連れていく可能性もありそうだが、『90min』は否定的に見ている。

同紙は、アモリン監督がユナイテッドに連れていくかもしれない4選手を指名したが、そこに守田は含まれておらず…。その理由をこう綴っていた。

「守田は進歩的な傾向を持つ並外れた安定性を持つ選手だが、29歳なので賢明な投資ではないかもしれない。なので、デンマーク代表ユルマンのほうがスマートな選択になりえる」

守田を評価しつつも、年齢的に25歳のユルマンのほうがありえるということのようだ。

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なお、ユナイテッドにはスポルティングで守田と素晴らしいコンビと友情を形成したウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテも所属している。

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