大迫勇也(ヴィッセル神戸)
年齢:34歳
日本代表:57試合25得点(2010~)
先週末の試合に勝利し、J1リーグ首位に立ったヴィッセル神戸。残り3試合、いよいよ連覇が見えてきた。
チームを牽引しているのが大迫、武藤嘉紀、宮代大聖らの攻撃陣で、先週末には宮代が10点目を決め、3人が二桁ゴールを達成した。
武藤や若い宮代も捨て難いが、上田綺世の代替という緊急事態、そしてその役割を完璧にこなすことができるのは大迫勇也しかいないだろう。
2022年ワールドカップでの電撃的な落選以来、冷え込んでいるともいわれる森保一監督との関係。冬を迎える前にここで雪解けとはならないだろうか。
横田大祐(カイザースラウテルン)
年齢:24歳
日本代表:なし
今月対戦するインドネシア、中国には守備ブロックを作られて守られる可能性が高い。そうなるとミドルレンジからのシュートが効果的となるが、そこで浮上するのが横田大祐だ。
川崎ユースを途中退団し、渡独したもののコロナの影響で帰国。その後ラトヴィアからポーランド、ベルギーを経て、現在ドイツ2部でプレーしている変わり種である。
古豪カイザースラウテルンでは目下絶好調で、先日にはアリエン・ロッベンを彷彿とさせるゴールを決めて話題に。昨季ブンデス2位に入ったシュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督も名指しで横田を称えている。
ポーランド時代に同僚だった元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキからは「日本の息子よ」と呼ばれる関係。そのポドルスキのように左足の破壊力があり、久保建英や堂安律とは違った意味で今の代表の新たな武器になるかもしれない。
ドイツ2部でプレーしており呼ばれればかなりのサプライズだが、過去にはニュルンベルクの奥抜侃志も呼ばれているだけにゼロパーセントとはいえないだろう。