韓国1部の光州FCは5日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグフェーズ第4節でJ1ヴィッセル神戸と対戦し、アウェイの地で0-2と敗れた。
今季ACLE初出場ながら、これまで横浜F・マリノス、川崎フロンターレといった日本の強豪チームにも勝利を続け、アジアの舞台では絶好調の光州だったが、この敗北でグループリーグ首位から陥落することとなった。
そんな光州について、地元メディアが今季の同チームが「殺人的なスケジュール」をこなしていると報じた。
韓国メディア『G-SPORTS』によると、光州FCは今月2日にホームでリーグ戦を終えたのち、そのまま仁川国際空港に移動。チームスタッフは日本に遠征する荷物を持参し、2日のリーグ戦に臨んでいたという。3日に神戸に到着した選手たちは試合までの間、回復に努めた。
また、同メディアは不慣れな海外遠征を手配するスタッフたちも過酷なスケジュールの影響を受けていると報じている。
日本に到着後、ノエビアスタジアムで事前記者会見や練習を行った光州だが、同日は文化の日の振り替え休日だった。そのため、チームが食事を摂る飲食店がなかなか確保できず、結局弁当を手配することとなったようだ。
加えて、昨月22日のジョホール戦ではピッチコンディションの問題から、普段使用している光州ワールドカップ競技場ではなく、光州から遠く離れた龍仁ミルスタジアムを使用せざるを得ない状況になっていた。度重なる遠隔地でのイレギュラーな事態の数々にスタッフたちは東奔西走している。
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そんな光州は帰国後に、リーグ戦でアウェイ済州ユナイテッド戦を控えている。韓国本土から離れた済州島へのアクセスは飛行機を用いるのが一般的だ。光州スタッフ陣のハードワークはまだまだ続きそうだ。