ワールドカップ最終予選、唯一のアウェイ2連戦に臨む日本代表。

ここまでの成績は3勝1分、しかも15得点1失点と2次予選終盤から導入した攻撃的な3バックシステムがうまく機能している。

今回のインドネシア戦は最終予選10試合のうちの折り返し地点。今年1月のアジアカップでは3-1の勝利を収めた相手だが、当時よりも帰化選手が増えており、チームとしての地力も上がっている印象だ。

とくに最終予選から参戦した191cmのGKマールテン・パースを中心とした守備陣はどの試合でも集中した守りを見せている。

代表チームとしてはオランダ領東インド時代の1938年にワールドカップ出場経験を持つが、インドネシアとして独立した後は出場なし。アジア有数の熱狂的なサポーターを抱える国として、悲願のワールドカップ初出場を目指している。

そんなインドネシア戦のスタメンを予想する前に、前回のオーストラリア戦のスタメンを振り返っておこう。

■オーストラリア戦 スタメン
GK:鈴木彩艶
DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹
MF:守田英正、田中碧、堂安律、三笘薫、久保建英、南野拓実
FW:上田綺世

この試合ではコンディション不良のキャプテン遠藤航に代わり田中碧が先発。遠藤はリヴァプールへ戻ったあと問題なく試合をこなし、今回も元気な姿を見せていることから先発復帰は濃厚だろう。

よって、11月に入って負傷離脱した谷口彰悟と上田綺世の“代役”が焦点となる。

というわけで、アウェイのインドネシア戦で予想されるスタメンがこちら!

日本代表 インドネシア戦 予想スタメン

GK:鈴木彩艶
DF:橋岡大樹、板倉滉、町田浩樹
MF:遠藤航、守田英正、堂安律、三笘薫、南野拓実、鎌田大地
FW:小川航基

負傷明けにもかかわらずすぐさまA代表へ復帰させたように、高井幸大に対する森保一監督の評価が非常に高いことは間違いない。

ただコンディションがまだ上がりきっておらず、3バックの経験も乏しいことを考えると、ここで先発させる可能性は低いか。となれば、6月のミャンマー戦で3バックの右を経験している橋岡大樹の出番だろう。

これまで右の板倉滉はもともとクラブで3バックの際は中央を務めることが多く、立ち振る舞いは十分に心得ているはず。谷口の配球力は素晴らしいものがあったが、板倉も十分に役割をこなせるはずだ。

シャドーは最終予選ここまでのアウェイ2試合(バーレーン戦とサウジアラビア戦)と同様、南野拓実と鎌田大地の組み合わせ。先発でこそ生きる鎌田、途中出場でも流れを変えられる久保という違いも考慮した。

そして、上田不在のトップはこれまで控えだった小川航基がそのままスタメンに入ると予想。ただ、インドネシアの守備陣はスペースの管理が甘いため、先発に限らず古橋亨梧という選択肢も有効だ。

日本代表、10月に評価を下げてしまった3名の選手

さまざまなところに注目のインドネシア代表と日本代表の一戦は、日本時間15日(金)の21時にキックオフされる。

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