世界トップクラスのクラブとして知られているリヴァプール。数多くの選手が毎年のように加入し、そして退団していく。

遠藤航の去就も注目される中、今回は『Planet Football』から「リヴァプールを退団してから急激に衰退した選手」をご紹介する。

イアン・ラッシュ

1980年から7シーズンに渡ってリヴァプールでプレーし、エースストライカーとして活躍したイアン・ラッシュ。1986-87シーズンに30ゴールを決めたあと、イタリア・セリエAのユヴェントスへと移籍した。

しかしイタリアでは7ゴールのみという成績に終わり、1年でリヴァプールへと復帰することになった。

イタリアでの経験によってよりオールラウンドなプレーに慣れた彼は、それでも優秀なゴールハンターではあったものの、かつてのような鋭さを失っていた。

マイケル・オーウェン

レアル・マドリーは、バロンドールを受賞するような華々しい選手を迎え入れることに躊躇いがないクラブだ。マイケル・オーウェンもそうであった。

リヴァプールで若くして得点を量産した彼は、8シーズンで216試合に出場し、118ゴールを奪取。圧倒的な加速から抜け出す動きでプレミアリーグを席巻した。

しかし2004年にレアル・マドリーへと引き抜かれてからは怪我にも苦しみ、徐々にパフォーマンスが低下。その後ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、そしてストーク・シティでの彼はかつてのようなスタイルでプレーすることはできなくなっていた。