フェルナンド・トーレス
アトレティコ・マドリーからやってきたフェルナンド・トーレスは、145試合に出場して81ゴールを決めるなど、リヴァプールではその得点感覚を遺憾なく発揮した。
その後チェルシーに移籍したあとはチャンピオンズリーグの優勝を経験するなどタイトルには恵まれたが、172試合で45ゴールしか決めていない。
それなりの成績を収めているものの、途中出場やサイドでのプレーも経験するなどリヴァプール時代のような存在感や信頼性は全く見られなくなっていた。
フィリペ・コウチーニョ
2017年にネイマールがバルセロナからPSGに移籍したとき、2億2200万ユーロという法外な額が動いた。それは世界に驚きを与えたが、さらにその玉突きで驚くべき取引があった。
バルセロナはパニックに陥り、その収益の大部分をコウチーニョの獲得に費やした。とてつもない額でリヴァプールから彼を引き抜き、その穴を埋める存在として期待をかけた。
しかしコウチーニョはスペインでなかなか活躍できず、並外れた瞬間を生み出すようなプレーはほとんどなかった。