ヴィッセル神戸は10日、DF小池裕太が横浜F・マリノスより完全移籍で加入することが決まったと発表した。
小池は1996年11月6日生まれの28歳。アルビレックス新潟ユースから流通経済大学を経て、2018年夏に休学してシント=トロイデンでプロ入り。しかし環境の違いに苦労し、翌2019年3月には鹿島アントラーズへ期限付き移籍された。
2020年にセレッソ大阪、2022年には横浜F・マリノスへ完全移籍するも、大怪我もあり定位置はなかなか掴めず、昨季限りで契約満了が発表されていた。以下は神戸加入が決まった小池のコメント。
ヴィッセル神戸公式
「この度、ヴィッセル神戸に加入する事になりました小池裕太です。自分の武器を最大限に出してチームの勝利に貢献出来るように戦います。応援よろしくお願いします」
横浜F・マリノス公式(※契約満了時)
「このたび、契約が満了となりクラブを離れることになりました。3年間、横浜F・マリノスのエンブレムを着けて戦えたこと、すばらしい選手、チームスタッフ、メディカルスタッフ、ファン・サポーターの皆さんと出会い、たくさんの喜怒哀楽を経験してきました。
2022年にはJ1リーグ優勝という経験をし、2023年は大怪我も経験しました。2024年は試合になかなか出場することができず、もどかしいシーズンを過ごしました。それでも僕は横浜F・マリノスにいる意味、横浜F・マリノスのエンブレムを背負う意味を日々感じながら取り組んできたつもりです。
悔しい3年間ではありましたが、多くのことを学ばせてもらった3年間でもありました。より大きく成長した姿を見せられるよう頑張りたいと思います!3年間本当にありがとうございました」
今季、J1で3連覇を目指す神戸だが、昨季35試合出場の主力サイドバック、初瀬亮は海外移籍に向けて交渉中であることが今週発表。
その穴を埋めるため、J1やACLでの経験もある左サイドバックの小池に白羽の矢を立てたとみられる。