無敗のままアジア最終予選突破を決め、8大会連続でワールドカップ出場を確定させた日本代表。
6月に行われる予選残りの2試合はオーストラリア、インドネシアとの対戦になる。
旧宗主国であるオランダ系選手を積極的に帰化させているインドネシアは、元オランダ代表FWパトリック・クライファートが新監督に就任。
帰化選手が大多数を占めるようになったチームは、20日のオーストラリア戦には1-5で大敗したものの、25日のバーレーン戦には1-0で勝利した。
勝点9で4位のインドネシアが6月に対戦するのは中国と日本。
『detiksport』によれば、インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、最終決戦に向けてこう述べていたそう。
「政府とサポーターが力を合わせてベストを尽くそう。そうすれば、最高のパフォーマンスを発揮できる。もちろん、中国と日本戦は簡単な試合ではない。
最低でも勝点3をとらなければならない。もちろん、他チームの結果次第で、3位か4位でプレーオフに進むかどうかが決まる。
勝ち進むには、両方に勝たなければならない。だが、日本との対戦があるから分からない。とはいえ、勝つか負けるかは五分五分だ」
中国はグループ最下位ながら勝点は5位バーレーンと同じ6ポイント。インドネシアとしては中国には是が非でも勝利し、最終戦の相手である日本にもどうにか勝点を狙いたい考えのようだ。
なお、グループ2位までがW杯出場権を与えられ、3位4位はプレーオフ行き、5位6位は敗退となる。