現地時間17日、いよいよスタートするUEFAチャンピオンズリーグの決勝ラウンド1回戦。「世界最高」とも言われる極上のスペクタクルの開演まで間もなくだ。

今シーズンもPSG対チェルシー、ユヴェントス対ボルシア・ドルトムント、マンチェスター・シティ対バルセロナといったビッグクラブ同士の対戦が実現したCL。 出場チームはすでに新たな選手リストをUEFAへと提出しており、その中にはこの冬獲得した選手たちも多く含まれていた

名称がチャンピオンズリーグに改名されてから、未だ連覇を達成したチームはいない。レアル・マドリーがその偉業を果たすのか、はたまたその他の列強がそれを阻むのか。日本人選手たちの活躍にも目が離せない。

さて、そんなCLではレギュレーション等の変更が数年おきに発表される。今シーズンもすでに変更が発表されているものがあり、決勝ラウンドがスタートするこのタイミングでそれらをまとめてみようと思う。


1. 今シーズンのCL決勝は6月開催

今シーズンの決勝戦は、6月6日にベルリン・オリンピアシュタディオンで開催される。

CLの決勝といえば5月の中旬から下旬に行われることが多かったが、6月に決勝戦が開催されるのは名称がCLになった1992-93シーズン以降初のことである。


2. EL優勝チームにはCL出場権が与えられる

これまで、全く別のフォーマットで決められていたCLとELの出場権。

しかし、来シーズンからはその方式が変更になり、今シーズンのEL優勝チームには、新シーズンのCLへの出場権が付与される。

なお、明日からはELのベスト32もスタートする。久保裕也所属のヤングボーイズはエヴァートンと、田中順也所属のスポルティングはヴォルフスブルクと、南野拓実所属のレッドブル・ザルツブルクはビジャレアルと、長友佑都所属のインテルはセルティックとそれぞれ対戦する。

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