8月7日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーは「ジョゼ・モウリーニョ監督との契約を2019年まで延長した」と公式発表した。

2004年にチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたポルトからチェルシーにやってきたジョゼ・モウリーニョ監督。2007年にチームを離れてインテル、レアル・マドリーを率いたものの、2013年に復帰。その際には「“スペシャル・ワン”ではなく“ハッピー・ワンだ”と話したことでも大きな話題になった。

初年度はやや苦しんだものの、基盤を作り上げたなかで迎えた昨季は圧倒的な力でプレミアリーグを制覇し、リーグカップとの2冠を達成。さすがの指導力を見せつけた。

チェルシーは以前から彼の契約を延長しようとしている意向は示していたものの、それからなかなか続報が聞かれなくなっていた。

なお、今回の契約延長によってモウリーニョ監督の年俸は1200万ユーロ(およそ16.3億円)という巨額のものになったらしい。

ジョゼ・モウリーニョ
(チェルシー監督)

「もしクラブが幸せなら、私も幸せだ。新しい契約を結ぶのは、私にとっては自然なことだと思っている。継続性を持つことは重要であるし、我々が将来より多くの成功を享受できるよう願っている。選手のためにも、クラブのためにも、ファンのためにも。

私は2年前にここに戻ってきたとき、『特別な感情を持っている』と話したし、それはなにも変わっていない。このクラブは私の心と密接な関係にあるし、ここに長く居られるというのはとても幸せなことになると分かっているよ」

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