バルセロナBのキャプテンであるDFアレハンドロ・グリマルド(20歳)がトップチームの監督であるルイス・エンリケを批判したと『Dailymail』が伝えている。

ラジオ局『RAC 1』に対し、Bチームとのコミュニケーションが欠けていると明かしたという。

アレハンドロ・グリマルド(バルセロナB DF)

「彼が僕に何かを話したことは一度もない。彼とは一切コンタクトがないし、言うこともない。

僕は自分の監督(ジェラール・ロペス)と働いている。彼とはうまくやっているし、全てにおいて手助けしてくれているよ」

要は全然上に呼んでくれない、お呼びが掛からないことへ不満を漏らしたようだ。

グリマルドはバレンシア生まれの20歳。小柄で華奢だが、確かなテクニックを持つ左サイドバックで、フリーキックも得意としている。バルサに来る前はバレンシアのカンテラに所属しており、当時は“10番"タイプのプレーメイカーだったそうだ。2011-12のプレシーズン、まだバルサのフベニルにいた頃にコパ・カタルーニャで弱冠15歳ながら左SBとして先発出場を果たし、注目を集めた逸材である。

昨季はバルサBで36試合に出場し、4ゴールをマークしたが、いまだにトップチームデビューは果たせていない。チームとの契約は来年6月末までであり、このままなら退団という流れにもありえそうだ。

なお、昨季2部から3部へと降格したバルサBは現在15位と低迷中。開幕4戦を2分2敗という最悪のスタートを切ったが、ここ4試合は2勝2分とやや調子を上げてはいる。

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