DFブラニスラフ・イヴァノヴィッチ
(2008年、ロコモティフ・モスクワ→チェルシー)

ワールドクラスのDFを1000万ポンド(およそ18億円)以下で連れてくるのは、信じられないようなビスネスだ。高額での失敗続きのシティに聞いてみればいい。

当時イヴァノヴィッチは欧州のトップクラブが狙う代表選手として加入した。だが、イングランドではあまり知られてはいなかった。その後、プレミアリーグ優勝、3度のFAカップ制覇、CLとEL優勝において欠かせぬ一部となった。彼はクラブのレジェンドである。

DFブレーデ・ハンゲラン(2008年、コペンハーゲン→フラム)

コペンハーゲンからフラムへ250万ポンド(現レートで4.4億円)ほどでやって来たが、それはプレミアリーグの経験のない選手に対する額としてはギャンブルのようにも見えた。

それから6年半でリーグ戦200試合以上に出場し、厳しいシーズンを戦い抜き、ELでの決勝進出という快挙にも貢献した。降格に伴いついにフリーで退団するとなった時には、プレミアリーグのスターという地位を確立していた。