『FOX』など各メディアは11日、「イラク代表FWジャスティン・メラムは、アジア予選に出場することを断念した」と報じた。

ジャスティン・メラムは両親がキリスト教徒のイラク人であり、本人はアメリカのミシガンで生まれた2世である。

彼はイラク代表の中心選手として攻撃を支える存在であるが、先日アメリカで大統領に就任したドナルド・トランプ氏の政策を懸念している旨を発表してきた。

そして先日イラクサッカー協会は公式声明を出し、メラムを招集することを断念したことを発表した。

また、メラムが所属しているコロンバス・クルーもその状況を確認しているとTwitterで投稿した。

イラク代表チームは3月23日にオーストラリア代表とのホームゲーム、28日にサウジアラビアとのアウェイゲームを戦う。

そして、オーストラリアの試合はイラクの政情不安のため、イランの首都テヘランで開催されることになっている。

トランプ政権は先日イランに対しての新たな制裁を行い、同国民のアメリカへの渡航を禁止する大統領令を発行した。

もしメラムがイランを経て帰国しようとした場合、それが拒否されるリスクがあるということからの招集断念であるという。

就任以来トランプ大統領は多くの命令を下しており、今回それがサッカーの大会にも影響を与えることになった。FIFAはスポーツと政治を切り離そうとしているが、なかなかそうも行かないようだ。