20日(土)から韓国で開幕するU-20ワールドカップ。

「カテゴリー別の世界選手権」という見方をすると五輪に次ぐ大会であり、この大会に出場し世界へと羽ばたいた選手も少なくない。過去にはマラドーナやリオネル・メッシ、ポール・ポグバといった選手たちがMVPに輝いており、まさに「登竜門」とも呼べる舞台だ。

そんな今大会には出場24ヵ国が出場し、504名のもの選手がエントリーされている。そこで今回は、Qoly編集部が注目するヤングスター候補を10人チョイス!

あえて日本人選手は除き、海外選手の中から今見てほしい若きタレントを選出した。

1. イ・スンウ / Lee Seung-Woo

代表チーム:韓国代表(グループA)
生年月日:1998/01/06 (19歳)
所属クラブ:バルセロナB(ESP)
ポジション:FW

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国内リーグで八百長事件が発生し、ここ最近はA代表も元気がない韓国。国内のサッカー人気は陰りを見せていると報じられるが、そんな韓国の希望になっているのがこのイ・スンウだ。中学年代からバルセロナのカンテラで育つと各カテゴリーで結果を残し、現在はバルセロナBに所属している。最大の武器は豪快なドリブル突破。一人でボールを持ち運ぶことができ、闘争心も非常に強く、前線からのプレッシャーをも厭わない。2014年に行われたAFC U-16選手権では、U-17ワールドカップへの出場権をかけた準々決勝の日本戦で2ゴールを奪っており、この試合に出場していた冨安健洋や堂安律にとっては“因縁”とも言える相手だろう。バルサ所属ということで「韓国の至宝」とも呼ばれており、今大会最も注目される選手の一人だ。ちなみに、バルセロナBに在籍するMFペク・スンホも今回の代表メンバーに選ばれている。

選出者:編集部S