『Mirror』は31日、「2018年にロシアでワールドカップを開催するという選択は、FIFAにダメージを与えている」と報じた。

今年夏に開催される予定となっているワールドカップ。その会場となるロシアは、この数年のスポーツ界で悪い話題を撒いてきた。

国家ぐるみでドーピングをしているという報告から、IOCはオリンピックからロシアを追放する決断を下した。

一方で、FIFAは2018年のロシアW杯、2022年のカタールW杯の開催地選定に関する汚職スキャンダルが発覚し、多くの重役が逮捕。

その後ゼップ・ブラッター会長は世間の批判に屈する形で退任を余儀なくされた。

これらの悪評を避ける形で、これまで大型スポンサーを務めていたカストロールやジョンソン・アンド・ジョンソンらが撤退を決断。

FIFAはその後中国方面のスポンサーを加えて充足を図っており、幾つかのパートナーと契約している。

しかし、開幕を半年前に控えたロシアW杯のスポンサーシップについては、予定されていた32のスロットのうちまだ3分の1強しか埋まっていないという。

これまでの傾向では18ヶ月前には大半が決定しているはずであり、これはFIFAにとって大きな財政的ダメージになるとのことだ。

また、カタール大会は加えて会場建設現場での人権侵害問題も抱えており、今回だけの危機では終わらないことも予想される。

ロブ・ウィルソン教授(シェフィールド・ハラム大学)

「FIFAのスキャンダルと悪いニュースは、大きなスポンサーを失うという意味を持っていた。

そして、彼らはそれを同じ規模の会社で埋めることは出来ないようにみえる」