全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023の1次ラウンド初戦が10日に全国各地で行われ、グループB宮城県会場では東海社会人1部無敗優勝のwyvernが、グループB宮城県会場で開催された中国社会人1部福山シティとの一戦に2-5で大敗した。

痛すぎる黒星スタートになってしまった。

ゲームの入りで主導権を握ったチームはwyvernだった。ショートパスをリズムよくつないで、相手ゴールへ攻め込んだ。前半14分にMF西原樹が右足で先制弾を奪って幸先のいいスタートだった。間瀬監督は「実を言うと、今シーズン1年を通して(試合の)入りのところが自分たちの課題だった。この地域CL1回戦で彼らがしっかり(課題を)持って、1点リードしたことが本当に素晴らしかったと思います」とゲーム序盤は手応えを得ていた。

だが前半31分、同36分、同45分と立て続けに失点し、後半10分、同29分もゴールを許して圧倒された。試合終盤の同42分にFW津田知宏が1点を返すことがやっとだった。

間瀬監督は「本当に誰かが手を抜いたり、誰かが緩いとか。そういう選手は一人も見当たらなかった。やはり対戦相手あってのことなので、そこの差を見たときに『相手に上回られた局面があった』ことが事実だと思います。シュートのこぼれ、ミドルシュート、セットプレーを含めてね」とゴール前での局面で相手に上回れたと冷静に敗因を振り返った。

だがただでは転ぶわけにはいかない。これまでブラウブリッツ秋田、愛媛FC、モンゴル代表を率いてきた間瀬監督はチームの立て直しを図り、次戦から反撃を狙っている。

「ポジティブなプレーを出せた選手もいた。そういう選手も含めて、まだベンチに入っていない選手も含めてもう1回総合的に、明日のゲームは『誰が何分出るべきか』ということを考えて臨みたいと思っています」と前を見据えた。

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