ドイツ1部RBライプツィヒとキットサプライヤーのNikeは15日、今シーズンのスペシャルエディション・ユニフォーム「Leipzig On Fire」を発表した。

ライプツィヒはJリーグ参入の噂が話題となっている『Red Bull(レッドブル)』資本のクラブ。炎ユニフォームは昨季に続き2年連続での登場となった。

RB Leipzig 2023-24 Nike "Leipzig On Fire"

RBライプツィヒ 2023-24 Nike Leipzig On Fire ユニフォーム

2年連続で登場した炎のユニフォーム。前回はホワイトが基調色だったが今回はブラックを採用し、レッドやオレンジを用いて炎や火の粉を図形化したグラフィックによる炎感の強いデザインが登場した。

背面はほぼブラック一色で、首元に炎の絵文字を使用した“Leipzig On Fire”をレタリングする。この言葉の意味とは一体何なのか。熱心なライプツィヒのファン以外は、あまり耳にしない言葉かもしれない。

“Leipzig On Fire”とは、サポーターがスタジアムで叫ぶチャント。あるいは一種のサポーターソングといっても過言ではないかもしれない。

イタリア人女性歌手Gala(ガーラ)が1996年に発表した「Freed From Desire」というユーロダンスミュージックがある。直訳すると“欲望からの解放”というこの曲の歌詞については長くなるので触れないが、当時欧州全体で大ヒットを記録したこの曲は、欧州の代表チームやクラブチームのサポーターにスタジアムで歌われ、また選手たちもロッカールームで勝利の凱歌として歌うことが多い。

ライプツィヒのサポーターはこの曲のサビの部分の歌詞“Freed from desire”を“Leipzig on fire”に変えて歌っている。この炎ユニはサポーターのそんなチャントを形にしたものだ。

ライプツィヒでこの曲が歌われるようになったのは、初優勝した2021-22シーズンのDFBポカールでの決勝戦後にケヴィン・カンプルがこの曲の名を挙げたことがきっかけだったという。

なお余談になるが、三笘薫が所属するブライトンでも昨年5月に初のヨーロッパリーグ出場を決めた直後のロッカールームで、選手たちが「Freed From Desire」を歌っていた。1996年のヒット曲だが、とっさに歌えるくらい現在の選手たちにも知られている曲だ。

サッカーと音楽のコラボ!これが「世界的ミュージシャン」のユニフォーム姿

ライプツィヒの炎のユニフォームは数量限定でクラブのオンラインストアにて販売中。

このユニフォームは、2月17日にホームで行われるブンデスリーガ第22節ボルシアMG戦で選手が着用する。

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