この夏にマンチェスター・ユナイテッドが獲得を考えている選手については、様々なメディアが報じてきたが、『Times』はその中から最も有力な選手を3人に絞り込み。ファーガソンが考える獲得候補リストの中身を探った。

同メディアによると、まず、ファーガソンが最優先課題と考えているのがゴールキーパー。エドウィン・ファン・デル・サールの引退でポッカリと穴が空くこのポジショニンには、何としてでもダビド・デ・ヘアの引き入れを狙っているとのこと。必要支出は約1800万ポンドになりそうだが、まだ20歳と将来性があり、大物へ化ける可能性を秘めた若武者への投資はファーガソンが好みそうだ。

次に中盤にはジャック・ロドウェルを選出。エヴァートンが手塩にかけて育てた大型センターハーフの潜在能力は無限大。攻撃にも守備にも持ち味を発揮し、「スティーヴン・ジェラードを超えるかもしれない」と専門家を唸らせるその力にはファギーも魅了されているようだ。彼もデ・ヘアと同じように20歳と若く、これからの選手と言えるが、当然エヴァートンが簡単に放出するわけはなく、約2000万ポンドは覚悟するべきだろう。

そして、前線には、引く手数多の人気銘柄であるアレクシス・サンチェスをチョイス。今季のセリエAにおいて、29試合に出場し、12得点9アシストと充実したシーズンを送っている、チリ代表FWに対しては、様々なクラブが熱視線を送っているが、「マンチェスター・ユナイテッド」というブランド力を活かし、口説き落としにかかりたいところだ。その移籍金は3000万ポンドに上るとも噂されているが、ストライカーとしてもチャンスメイカーとしても活き、両サイド、トップ、トップ下とあらゆるポジションで存在感を見せられるサンチェスを獲得できるのであれば、決して行き過ぎた投資とは言えないか。

遂にA・サンチェスがC・ロナウドの幻影を消し去るか!?

(筆:Qoly編集部 T)

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