5月19日、AFP通信は「パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリーに行きたいという希望を明かした」と報じた。
ジョゼ・モウリーニョ現監督が今季限りで退任することが決定的になっているレアル・マドリー。その後任として以前からカルロ・アンチェロッティ氏の名前が浮上していたが、既に状況は彼本人の決断とクラブの判断にかかっている段階に来ているようだ。
ただしGMを務めているレオナルド氏はインタビューに対してアンチェロッティ監督の退任を否定。契約を全うしてもらう方針であることを明らかにしている。
AFP
カルロ・アンチェロッティ パリ・サンジェルマン監督
「私の願いは、クラブを離れることだ。アル・ハライフィ会長、レオナルドGMとはもう会ったし、そう頼んである。その答えが出るまで数日間待つつもりだ。可能性は様々にある。レアル・マドリーはその中で最優先だ。しかし契約はここにあるので、クラブが決断するのを待っている状態だ」
AFP
レオナルド パリ・サンジェルマンGM
「何が起こっているかと言えば、カルロ(・アンチェロッティ監督)がレアル・マドリーに行くためにクラブを離れたいと頼んできたということだ。しかし、我々は彼を維持したい。契約はまだ一年残っているので、ここに留まる」