オランダの名門アヤックスに所属するカメルーン代表MFエヨング・エノーのトルコ1部・アンタリャスポルへの移籍が決まった。アンタリャスポル会長がTwitter上で明らかにし現地各メディアも報じている。契約は2年半プラス1年間のオプション付き。

2010年ワールドカップでカメルーン代表のレギュラーとして日本戦含む全試合に出場し、現在も元浦和フォルカー・フィンケ監督が指揮を執る代表チームの主力としてブラジル大会の選出が確実視されているエノー。アヤックスには2008年に南アフリカのアヤックス・ケープタウンから加入し、これまで約5シーズンで149試合に出場4ゴール8アシストを決めている。しかし昨シーズン、デンマーク代表クリスティアン・ポウルセンが加入して以降はフランク・デ・ブール監督の構想から外れ、去年1月にイングランドのフラムへレンタルに出されると、チームに復帰した今シーズンも開幕からヨング(2部)扱いとなり、トップチームでの出場はおろかベンチにさえ入れない状況が続いていた。

カメルーン代表は2014年ワールドカップでグループAに入り、開催国ブラジルほかクロアチア、メキシコと対戦する。

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