シャビ・アロンソ(スペイン代表)

近年、後継者の不在が騒がれてきたレアル・マドリーだが、クロースの獲得で一気に解決に向かうかもしれない。ドイツ代表を世界一へと導いたクロースがレギュラーを掴んだ場合、シャビ・アロンソの居場所が無くなってしまう可能性は多いにあり得る。古巣リヴァプールや、恩師のラファ・ベニテスが率いるナポリが興味を抱いているが、32歳のベテランがどのような選択を取るか注目だ。

イケル・カシージャス(スペイン代表)

直接ポジションが重複するわけではないが、大物2名の加入がカシージャス退団の引き金を引く可能性は充分にあり得る。レアル・マドリーはコスタリカ代表GKのケイロル・ナバスの獲得に動いているようだが、カシージャスは一昨季よりレアル・マドリーでレギュラーの座を失っている。クラブが放出に動いている理由はカシージャスの高額な年俸が要因であり、放出することができればFFP違反となる可能性を低減させることに繋がる。

ルーカ・モドリッチ(クロアチア代表)

昨シーズン、ラ・デシマの達成に大きく貢献したモドリッチだが、レアル・マドリーでのキャリアは終焉に近づいているかもしれない。、クロアチア代表MFはプレミアリーグのクラブからトッテナム時代の実績が非常に高く評価されており、イングランド復帰の可能性が度々指摘されている。移籍先候補は以前から興味を示しているマンチェスター・ユナイテッドが挙げられるが、ルイス・ファン・ハール体制となってからは噂が浮上していない。


「玉突き移籍」といえば聞こえが悪いかもしれないが、ハメス・ロドリゲスやトーニ・クロースのような大物選手が2人も加入するとなれば、同じポジションの選手たちの心中が穏やかではないはず。この中から退団の道を選ぶ選手がいるのか、それともこのリストから外した選手が移籍を選ぶのか。ロス・ガラクティコスの選手たちが今後の移籍ウィンドウにおける中心人物であることは間違いない。

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