▼デリー・ダイナモス

ケーブルTVの王手であるDENネットワークがオーナーを務めている。フェイエノールトとの提携を行っており、オランダからの縁で入ってきた選手が数人見られる。

なんといってもアレッサンドロ・デル・ピエロが加入したのが最大の話題であるが、世界最高身長のGKとしても知られているクリストフ・ファン・ホウト(208㎝)の存在も見逃せない。

監督:

ハルム・ファン・フェルドホーフェン(ローダJC、セルクル・ブルージュ、メヘレン)

マーキー・プレイヤー:

アレッサンドロ・デル・ピエロ(イタリア代表、ユヴェントス、シドニーFC)

注目選手:

マレク・チェフ(チェコ代表、スパルタ・プラハ、ロコモティフ・モスクワ)

モアテン・スコウボ(デンマーク代表、ローダJC、レアル・ソシエダ)

クリストフ・ファン・ホウト(ウィレムII、ヘンク、コルトライク)

ディニス(ポルトガルU-21代表、ヴィトーリア・ギマランエス)

ハンス・ムルダー(RKC、ウィレムII、NEC)

ブルーノ・エレーロ(セビージャ、ムルシア、シェレス)

マッズ・ユンカー(デンマーク代表、フィテッセ、ローダJC)

スティーヴン・ディアス(インド代表)


▼FCゴア

我々日本人にはおなじみのジーコ氏が監督に就任したクラブ。ヴェヌゴパール・ドゥート氏はインド38番目の資産を持つ大富豪であり、スポーツへの投資にも積極的。世界で2番目の市場を持つと言われているクリケットのスター選手、ヴィラト・コーリも経営に参加している。デンポ・グループも参加しているため、とにかくインドの大物ビジネスマンが集結しているような経営陣だ。

マーキー・プレイヤーはロベール・ピレス、通常の選手としてアンドレ・サントスを獲得して話題を集めたが、それ以外の選手はやや見劣りする……かも。どうもポルトガルリーグにコネクションがあるようだ。

監督:

ジーコ(日本代表、ウズベキスタン代表、アル・ガラファ)

マーキー・プレイヤー:

ロベール・ピレス(フランス代表、アーセナル、ビジャレアル)

注目選手:

アンドレ・サントス(ブラジル代表、アーセナル、フェネルバフチェ)

グレゴリ・アルノラン(マルティニーク代表、マリティモ、V・ギマランエス)

ブルーノ・ピニェイロ(ボアヴィスタ、ジウ・ヴィセンテ)

エジガル・マルセリーニョ(スポルティング、V・ギマランエス、エストリウ)

クリフォード・ミランダ(インド代表)


▼カララ・ブラスターズ

このリーグ一番の曲者。なにせ監督とマーキー・プレイヤーがデイヴィッド・ジェームズだというのだから、オーナーは相当に心が豊かな方に違いない。それはクリケットの伝説的な選手であるサチン・テンドルカール氏と、インド屈指の実業家であるプラサド・ポトルリ氏である。

世界的に有名な選手はそれ以外にいないものの、かつてニューカッスルでプレーしていたマイケル・チョプラはイングランドとインドのハーフであり、そしてラファエル・ロメイはフランス人であるが韓国で捨てられた里子……と、(個人的には)話題性がある。

監督:

デイヴィッド・ジェームズ(イングランド代表、ウェストハム、ポーツマス)※選手兼監督

マーキー・プレイヤー:

デイヴィッド・ジェームズ(イングランド代表、ウェストハム、ポーツマス)

注目選手:

セドリック・アングバール(オセール、カーン)

ラファエル・ロメイ(GFCOアジャクシオ、CAバスティア)

マイケル・チョプラ(イングランドU-20、ニューカッスル、カーディフ)

ジェイミー・マカリスター(スコットランド代表、ブリストル・シティ、アバディーン)

イアン・ヒューム(カナダ代表、トランメア、レスター・シティ)

レネディ・シン(インド代表)