10月23日、『Skysports』は「アーセナルに所属しているドイツ代表DFペア・メルテザッカーは、今季のスタートではモチベーションの維持に苦しんだと話した」と報じた。
今夏行われたワールドカップにドイツ代表の一員として参加し、優勝を勝ち取ることに成功したメルテザッカー。その後わずかな期間の休暇を経てアーセナルに戻り、すぐさまリーグ戦を戦うことになった。
その影響もあり、序盤はまずモチベーションを取り戻すことに苦しんでいたとメルテザッカーは話した。
ペア・メルテザッカー
「個人的に今は難しい状況だ。昨年はとても長いシーズンだった。ワールドカップから戻り、そしてモチベーションを取り戻さなければいけなかった。
我々はワールドカップの優勝を祝う時間も十分になかった。それは初めてのことだったしね。徐々に何が起こったかを理解している。
僕はまだブラジルで起こったことを受け止められていない。おそらく5~10年経ってようやく理解できるのだと思う。
我々はベルリンに戻り、舞台に上がって、手をつなぎ、ワールドカップを掲げた。そして皆が家族と静かな休暇を取るために姿を消した。
誰もが理解している。我々にとって難しいスタートになっていること、そして我々がそれを望んでいなかったことを。個性はいい。メンタリティもいい。しかしフットボールでは……わずかに欠如している。
我々のパスサッカーは昨年ほど効率的ではない。最良の状態にはないんだ。それを認めたうえで、我々は自分を見つめ直し、より激しく練習をしなければならない」