今シーズンも盛り上がりを見せるUEFAチャンピオンズリーグ。

第4節を終了した時点で決勝トーナメント進出を決めたのは6クラブ。王者であるレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘン、ドルトムントといった強豪チームが相次いで勝ち抜けを決める一方、アーセナルやマンチェスター・シティといったイングランドのクラブは未だ突破を決めていない。あと2試合でどんなドラマが起きるのか。ドイツ、ベルリンの地で行われるフィナーレに向けた欧州最高峰の舞台も、中盤戦を迎えている。

そんなUCL決勝に関して、気になるニュースをスペイン『Mundo Deportivo』が伝えていた。

今シーズンの決勝戦は6月6日に予定されている。これまでUCLの決勝戦といえば5月中旬から下旬に行われることが多かったが、記事によれば決勝戦が6月に開催されることである懸念が心配されているという。それは、2015年夏に開催予定のコパ・アメリカとの兼ね合いで発生する問題だ。

コパ・アメリカ、通称南米選手権は2年ごとに開催される南米王者を決定するトーナメント。日本代表も2011年大会、2015年大会に招待されていることから日本でも注目度は高く、「世界最古の大陸選手権」としてもお馴染みである。

さて、そんなコパ・アメリカとUCL決勝の間にはどんな問題があるのだろうか?実は、FIFAが定めるレギュレーションによれば、選手が燃え尽き症候群に陥るのを妨げるため、各クラブは代表トーナメントが開催される14日前には選手を解放する必要があるのだが、コパ・アメリカ開幕日(6月11日)とUCL決勝(6月6日)の間にはわずか5日間しかない。これにより、「UCL決勝に出場した南米人選手は、コパ・アメリカに出場できないのでは?」という心配がされているのだ。

UCLの舞台では南米人選手も多くプレーしている。特にバルセロナではクラウディオ・ブラボやハビエル・マスケラーノ、リオネル・メッシ、ネイマールといった選手が在籍している。クラブにとっても代表チームにとってもなかなか気になる話である。

ちなみにこの記事は今年7月に公開されたものであるが、未だFIFAやCONMEBOLから詳細な発表はない。しかし、おそらくは「UCL決勝は除く」という特例が適応されるはず。さすがにそこはUEFAとCONMEBOLがFIFAと調整するだろう・・・。

なお、スペインのカップ戦、コパ・デル・レイ決勝戦もコパ・アメリカ開幕12日前である5月30日に開催予定であるという。